こんにちは、どいさゆです(*‘ω‘ *)
前回の日記には、1回目の試作の反省をもとに、自宅で味の検討をしていることを書きました↓
そして今回、その検討結果を踏まえて、委託業者さんに試作2弾目を作ってもらったので日記に書こうと思います!
試作第2弾
原材料
試作第2弾は自宅でいろいろ試行錯誤をした結果、以下を原材料にすることにしました。
- アーモンド
- クルミ
- マカダミアナッツ
- アマニシードパウダー
- デーツ
- MCTオイル
- 天日塩
試作1弾目の原材料は以下でしたが、2弾目ではチアシードとクコの実の代わりにアマ二シードパウダーとデーツを使っています。
- アーモンド
- クルミ
- マカダミアナッツ
- チアシード
- クコの実
- MCTオイル
- 天日塩
なぜこの原材料にしたのかお話しします。
チアシードの代わりにアマ二シード
以前以下の記事に書きましたが、個人的にチアシードが奥歯に挟まるのが好きではありません。
そのため、チアシードをしっかりとつぶしたいのですが、委託業者さんに確認をしたところ「つぶすことはできない」、工場用フードプロセッサーでミックスしてもつぶれない、ということが分かりました。
もともとパウダー状になっているチアシードを使うということも検討しましたが、そもそも日本ではあまり売られておらず、海外のものは価格が高い・・・。
1社だけパウダーチアシードを取り扱っている日本の会社を見つけて問い合わせてみましたが、すでに販売終了していました。
また、チアシードを粉末状にできる委託業者さんはないかなと思い、食品を粉末状にする会社に5件ほど問い合わせてみましたが、チアシードは粉末にしたことはないからかなり費用がかかる、そもそもできない、など方法は見つからず・・・。
やはりチアシードを粉末状にするのは難しいということで、一度諦めることにしました
そして、チアシードの代わりになるような栄養価の高い種はないか探しました。
そこで見つけたのが「アマ二シード」です。
アマ二シードは、チアシードと同じくα-リノレン酸という健康に不可欠なオメガ3系脂肪酸や食物繊維を多く含んでいます。
そしてアマ二シードをパウダー状にしている会社もいくつか見つけました。
これならいけそうということで、チアシードの代わりにアマ二シードを使って実験することにしました。
クコの実の代わりにデーツ
また、前回の記事に書いていた通り「クコの実」の苦味も気になっていました。
クコの実の代わりに、美容や健康に良い食材はないか考えたところ「デーツ」に行きつきました。
デーツは、カルシウムやマグネシウムなどのミネラル、食物繊維、ビタミンなどを豊富に含んでおり、中東諸国をはじめ世界中で注目されている健康食品です。
また、黒糖のような風味のよい甘みがあるので、クコの実のように苦くなることはなさそう。
ということで、クコの実の代わりにデーツを使って実験することにしました。
自宅で実験
アマニシードとデーツを新たな材料として、分量を試行錯誤し自宅で試作を作りました。
結果、アマニシードの香ばしさとデーツの黒糖っぽい甘さがマッチしてとってもいい感じ!
(アマニシードはローストアマニシードパウダーを使っているので香ばしさが強い)
試作1弾目よりクセがなく各段に美味しいナッツバターができました!
自宅での分量検討や試作が完了したら、あとは委託業者さんで実際にどのように作れるのか確認・依頼をするだけです。
試作 2種類作った
今回は委託業者さんに、試作を2種類作ってもらいました。
① 生ナッツ+浸水 バージョン
② 素焼きナッツ バージョン
なぜ2種類作ったのかというと、純粋に味を比べてみたかったのもありますが、一番は、どちらがよりコストを抑えて健康においしくできるのか知りたかったからです。
生ナッツのほうが素焼きナッツよりも安く手に入ります。
しかし、生ナッツはお腹に良くない(お腹が痛くなる)場合があるので「ひと晩、水に浸す」とうい工程が必要です。
この工程を追加しても美味しくできるのか、追加コストはどのくらいかかるのかを把握したかったのです
以下記事でナッツを浸水する理由について詳しくお話ししています。
素焼きナッツは生ナッツよりお腹の調子を損ねないので、「水に浸す」工程は入れていません。
それぞれ試作でどのようなものができたのか書きます。
生ナッツ+浸水 バージョン
まず「生ナッツ+浸水バージョン」は、以下のような作成工程で作りました。
- 生アーモンドと生クルミを一晩水に浸す
- 乾燥機で乾かす
- すべての材料をペースト状にする
委託業者さんが乾燥機をお持ちでした。
そして出来たものがこちら↓
乾燥させたことにより水分がなくなり、パサつきが出てしまいました。
失敗・・・。
パサつきが強すぎたせいで、機械で充填もできず、手作業で瓶に詰めてくれたそうです。
生ナッツ浸水してからナッツバターを作るのは厳しいことが分かりました。
素焼きナッツ バージョン
「素焼きナッツ バージョン」は、浸水する工程がないのですべての材料をペースト状にするだけ。
出来たものがこちら↓
こちらはかなりいい感じです!
オイルの量や柔らかさがいい感じで、パンに塗ったりディップをするのにもちょうど良さそう。
味も理想通り。
ほんのりデーツの甘みがあるだけで甘すぎず、素焼きナッツやローストアマニシードの香ばしさもあり美味しいです。
実際に自分がこのナッツバターと一緒に食べたいものと組み合わせてみました↓
りんご
👍リンゴのさわやかさとナッツの香ばしさがいい感じに合う。
セロリ
アメリカでは定番のセロリとナッツバターの組み合わせ。
👍このナッツバターが甘すぎず塩もちょうどよく効いているから合う。
👍おそらく胡麻ダレのような感じで野菜やしゃぶしゃぶにも合う。
ヨーグルト
ジャムをヨーグルトに混ぜる感じで、ナッツバターを入れてみました。
👍ジャムのように甘味が強いわけではないので、少し物足りなく感じる方もいるかもしれませんが、個人的にはほんのりナッツ風味を追加できるかんじが良い♪
きなこをヨーグルトにかけたような感じでほんのりナッツ風味を追加できる♪
このナッツバターを追加することで、スナックや朝ごはんの栄養価をあげられるのが最高です。
何にでも合う健康に良いナッツバターができた気がする!
そのまま食べても美味しい。
パンにも塗って試した方がいいかなと思いましたが、わたしは軽いグルテンフリー生活をしているのでパンをほとんど食べないんですよ・・・
今度、米粉パンで試そうかな。それかパン好きの友達に試してもらいます
とりあえず、これで製品化を進めていこうかなと考えています!
次の日記には製品化をどう進めているかなどが書けるはず。
どんなオリジナルナッツバターができるのか楽しみだな~
ナッツバター生産者になるという夢がだいぶ近づいてきて嬉しいです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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