こんにちは、ナッツ・ナッツバターオタクのさゆです(*‘ω‘ *)
ナッツは手軽に栄養を摂れるスナックとして人気ですが、その健康効果は単なるビタミンやミネラルだけにとどまりません。
特に注目したいのが、ナッツに含まれる「必須脂肪酸」と呼ばれるオメガ3とオメガ6。
これらの脂肪酸は、私たちの体が正常に機能するために欠かせない成分で、心臓の健康や脳の機能にも深く関わっています。
しかし、オメガ3とオメガ6は健康に良いとされる一方で、実は摂取量のバランスを保つことが非常に重要です。
そこで今回は、ナッツに含まれるオメガ3とオメガ6のバランスや健康への影響についてお話しします!
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- 食事の栄養バランスを考えている方
- カラダに良い脂質を取り入れたダイエットをしたい方
- 生活習慣病予防を考えている方
- ナッツを日常的に摂取している方
- 健康的な食生活を目指す方
オメガ3とオメガ6とは?
オメガ3とオメガ6は、体内で生成することができず食事から摂取する必要がある「必須脂肪酸」。
私たちの体にとって欠かせない栄養素です。
例えば、オメガ3とオメガ6がそれぞれが多く含まれている油は以下のようなものがあります。
- オメガ3 … 魚油、アマニ油、えごま油
- オメガ6 … サラダ油、大豆油、ごま油
オメガ3は、炎症を抑える作用があり、心血管の健康や脳機能の向上に寄与します。
オメガ6は、細胞の成長や修復に関与し、適量であれば健康にとって必要な成分です。
ただ、摂りすぎると逆に炎症を促進することもあります。
どちらもカラダにとって重要な役割を果たしているので、バランスよく摂ることが大切です
現代の食生活では、サラダ油やごま油など「オメガ6」を含む油が過剰になりがちのため、「オメガ3」を多く含む油を意識して摂取したほうがいいと言われています。
オメガ3とオメガ6のバランス比率
理想的なオメガ3とオメガ6のバランス比率は、一般的に1:2から1:4とされています。
これは、オメガ3の摂取量に対して、オメガ6を最大でも4倍までに抑えることが理想的だという考え方です。
では、実際の食生活では、どのくらいの比率で摂取されているのでしょうか?
現代の食生活では、ファストフードや加工食品に多く含まれる植物油の影響で、オメガ6の摂取量が増えがちです。
実際には、オメガ6がオメガ3の10倍〜20倍以上摂取されるケースも多く、その結果、炎症や心疾患などのリスクが高まることが指摘されています。
オメガ3とオメガ6の摂取比率
- 理想:1:2〜1:4
- 現実:1:10〜1:20
理想的な比率を保つためには、オメガ3が豊富な食品(魚、亜麻仁油、チアシードなど)を積極的に摂取し、オメガ6が多い食品の摂取を適度に制限することが重要です。
オメガ6系に偏った食生活にならないよう、オメガ3系が多く含まれる油も積極的に摂っていきましょう!
また、オメガ9は体内で作ることができるので、積極的に摂取する必要はありませんが、オメガ6の油(サラダ油や大豆油)を使う代わりに、オメガ9の油(オリーブオイルなど)を使うことで、オメガ6の摂りすぎを防ぐことができます。
ナッツに含まれるオメガ3とオメガ6の割合
では、脂質が豊富なナッツにはオメガ3とオメガ6はどのくらい含まれているのでしょうか?
ナッツには多くの栄養素が含まれていますが、これはナッツの種類によって異なります。
そのため、オメガ3とオメガ6の割合もナッツの種類によって違います。
例えばクルミはオメガ3脂肪酸の一種であるα-リノレン酸(ALA)を豊富に含んでおり、ナッツ類の中でも特に優れたオメガ3源です。
クルミの脂肪酸の比率は、オメガ3が約1:4の割合で含まれ、オメガ6に対してバランスの良い脂肪酸比を提供します。
一方、アーモンドやカシューナッツといったナッツは、主にオメガ6脂肪酸を多く含んでいます。
アーモンドにはわずかにオメガ3も含まれていますが、オメガ6の含有量が非常に高いため、オメガ3に対する割合は低く、約1:200とされています。
カシューナッツも同様に、オメガ6が多く、オメガ3はほとんど含まれていません。
オメガ3含有量(1オンス[28g]あたり)
- ピーナッツ:0g
- アーモンド:0g
- ピスタチオ:0g
- ピーカン:0.5g
- クルミ:2.5g
このように、クルミはオメガ3の優れた供給源である一方、他の多くのナッツはオメガ6の方が多く、過剰摂取に注意が必要です。
食生活においては、オメガ3とオメガ6のバランスを意識しながら、ナッツの種類を選ぶと良いですね
ナッツの摂取でバランスを整えるコツ
では、ナッツの摂取でどのようにオメガ3とオメガ6のバランスを取れば良いでしょうか?
ナッツの摂取でオメガ3とオメガ6のバランスを整えるには、ナッツの種類と量に注意をすることが重要です。
先ほどお伝えしたように、オメガ3は抗炎症作用があり、心臓の健康をサポートする一方、オメガ6は体に必要な栄養素ですが、過剰摂取すると炎症を引き起こす可能性があります。
そのため、オメガ3が豊富なナッツを多く摂り、オメガ6が多いナッツは食べ過ぎないように注意する必要があります。
クルミはオメガ3が豊富なため、日常的に取り入れることでオメガ3の摂取を増やすことができます。
一方、アーモンドやカシューナッツはオメガ6が多いので、これらを摂る際には適量を守ることが大切です。
ナッツはクルミを中心に選ぶことで、オメガ3とオメガ6のバランスを整えられ、健康的な脂肪酸の摂取ができます
また、ナッツに加えて、魚や亜麻仁油、チアシードなどのオメガ3が豊富な食材を取り入れることも、バランスを整えるのに効果的です。
特に、サバやイワシ、サーモンといった青魚は、高品質なオメガ3を多く含んでおり、心血管の健康維持に役立ちます。
これらの魚を週に数回食事に取り入れれば、オメガ3の摂取量をさらに増やすことができます。
また、亜麻仁油やチアシードは植物由来のオメガ3源として優れています。
亜麻仁油はサラダドレッシングやスムージーに加えると簡単に摂取でき、チアシードはヨーグルトやオートミールに混ぜることで手軽に取り入れられます。
このような食材をナッツと組み合わせることで、オメガ3の摂取バランスが整い、脂肪酸を健康的に取り入れられますので、ぜひみなさんも試してみてください♪
まとめ
オメガ3とオメガ6は食事から取り入れる必要がある必須脂肪酸です。
どちらもカラダに必要な栄養素ですが、現代の食生活では炎症を引き起こす可能性があるオメガ6を過剰摂取している傾向にあります。
できるだけオメガ3が多く含まれている「クルミ」を多く取り、オメガ6の多い「アーモンド」や「カシューナッツ」は食べ過ぎないようにしてバランスを取ると良いです。
アーモンドとカシューナッツもビタミンEやミネラルなどの栄養が豊富なので、適量は食べていきたいナッツです
このブログでは、引き続きナッツやナッツバターについての情報をシェアしていきます。
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